さとり

あなたの一歩救えますように

テレビにまつわる苦い記憶

おはようございます、さとりです。

 

昨日はワールドカップが盛り上がったようですね。

日本代表、おめでとうございます。

 

私は昨日22時には就寝したので試合は観ていませんが、

Twitterのコメントを拝見すると

とても素晴らしい試合だったのが伺えます。

 

 

…と同時に、またもや黒く渦巻く記憶が脳内に。

 

 

私は小学校の6年間、

21時までには就寝するようにと言われ、

それを厳しく厳しく躾けられてきました。

例外は、大晦日くらい。

 

金曜ロードショーはほとんど観たことがないし、

バラエティ番組や連続ドラマについても

「子どもが見るものではない」「下品」

という理由で一蹴されました。

(同じ理由でくれよんしんちゃんも(笑))

 

なので、

学校でテレビ番組の話題になると途端についていけなくなり、

「わたし、見てないんだー」と、強がるしかありませんでした。

 

そのせいか、大人の今でも、テレビの話題に限らず

「流行の輪の中に入って、みんなと盛り上がる」

というのが、どうも苦手です。

 

今回のワールドカップについても同じで、

もちろん喜ばしい気持ちはありつつ、

試合の様子で逐一Twitterのタイムラインが沸いているのを見て、

昔の自分を思い出してなんとも言えない気持ちになってしまいました。

 

アンビリーバボーの途中で、

歌の大辞テンの途中で、

バレーボールの3セット目の途中で、

サッカーのPK戦に差し掛かって、

野球の9回表で、

 

「時間になったから、寝なさい」

と、ピシャリと言われ、

 

冷たい布団にもぞもぞと潜り込み、

隙間から届く照明の光を見つめながら、

私以外の家族が笑っている声を聞きながら、

ひとり静かに涙を流しながら、

眠りました。

 

 

寝ることが嫌というよりも、

なぜ私だけ?という気持ちが強かったです。

 

みんなが居間で談笑している中、

1人だけ寝室に向かうという行為。

 

寂しく、心細く、この上ない疎外感を感じました。

 

大げさかもしれませんが、

いじめられている気分でした。

 

 

懐かしいなあ。

 

テレビはもういいから、せめて同じ時間に

一緒に寝てくれるだけでも全然違ったんだろうな。

 

 

さとり

2022/11/24 朝