さとり

あなたの一歩救えますように

5日連続で働くのって普通につらくない?

こんにちは、さとりです。

今思えば私たちって小学生のときから平日は毎日学校に行き(なんなら土曜日も)、かつ夜は習い事があったり、中学高校に上がると土日は終日部活や勉強があったり、大学生になると授業が終わってバイトに行く生活、、、と、ぶっちゃけ社会人の今より慌ただしい日々を過ごしていた気がします。

社会人生活も7年近くになりますが、改めて思ったのが、週5・9時-17時労働は学生時代よりも圧倒的にゆるいはずなのに、社会人の今が一番つらいと感じるなってこと。

 

①なぜ社会人はつらいのか?つらいという感覚はどこから来るのか?
②そもそも”週5”仕事する必要ってあるのか?

今日はこの2点について考えました。

 

①なぜ社会人はつらいのか?つらいという感覚はどこから来るのか?

まずはこれまでの自分を振り返って、当時つらかったポイント、ストレスになっていたことを整理してみました。

 

■小学生
・勉強や友達の悩みはなく、仲良しグループの友達と遊ぶのがとにかく楽しかったし、週5連続で学校に行くことのストレスはなかった
・一方で家庭環境はあまり良くなく、むしろ家でのストレスを外(=学校)で発散していたかも
・当たり前に夏休みや冬休みがあり、エンジョイしていた

ストレス度:0%

 

■中学生
・部活(吹奏楽部)が始まり、平日の夕方に加えて土曜も部活の生活で、日曜は家で曲の練習か、友達と出かけていた
・学校は楽しく、勉強もそれなりにできたし、週5学校に行くストレスは特になかった
・家庭環境は引き続きよくなかったが、適度な距離感もできていて、そんなに悩んではいなかった
・当たり前に夏休みや冬休みがあり、エンジョイしていた

ストレス度:0%

 

■高校生
進学校に入学してしまったために相対的に成績が悪くなった
・家で勉強しないとテストの点数が満足に取れなくなり、勉強に遅れる不安から部活は半年で辞めた
・苦手な科目がある日は学校に行くのが苦痛だった(たまに休んでた)
・週5のサイクルが苦痛というより、○曜日の数学が嫌、×曜日の物理が嫌、という感じだった
・なんなら学校に行くことよりも、土日もずっと勉強しなきゃいけないことの方がつらかったかも
・しかしお小遣い欲しさに週3でアルバイトなどもした
・やりたくないけど目標のためにやらなければいけないこと(=勉強やアルバイト)に初めて直面した
・夏休みや冬休みがあったが、勉強漬けだった

ストレス度:30%

 

■大学生
・地方から上京して一人暮らしが始まった
・アルバイトしないと生活できず毎月お金との戦いで、お金が間に合わないんじゃないかという不安を毎日感じながら過ごしていた
・毎日寝不足、自炊する時間もなくて栄養不足で、常に疲れている状態(電車に乗れば5秒で寝落ち)
・とにかく休みがなくて体力的に一番キツかったけど、立ち止まって考える暇も余裕もなかった
・夏休みや冬休みがあったが、アルバイト漬けだった

ストレス度:95%(お金の焦燥感が大半)

 

■フリーター
・精神面に支障をきたし、大学を休学した(この時点のストレス度:100%)
・とはいえ生活費は稼がないといけなかったので、夕方は週4で塾講師、夜は終わり次第バーのお手伝いてきな仕事で生計を立てたが、大学時代に比べると気ままでゆるい生活
・これまでの多忙さから開放されてわりと好きに過ごしていた一方で、ハグレ者感や挫折感で心がポッキリと折れており、こんなことをしていていいのかという焦りが常につきまとう精神的につらい時期でもあった

ストレス度:40%

 

■社会人①
・大学を辞めて小さなIT企業に就職した
・会社に勤める=自分に決定権や裁量権はない、簡単には辞められない、という社会の歯車の1つになる覚悟?のような感覚を覚えた
・何かのために働いているわけでもなく、仕事内容が楽しいわけでもなく、日々淡々と過ぎていった
・週5労働に疑問は持たずとも、やりたくもないことをやっているのは苦痛だった
・土日が待ち遠しく、かつ日曜の夜は憂鬱だった

ストレス度:60%

 

■社会人②
・転職したが、やっぱりやりたくない仕事をやらされている感覚は消えなかった
・自己肯定感は引き続き低く、自分は無力でモブな存在だという意識が強かった
・出産で半年ほど仕事から離れた時期があり、このお暇は結構プラスだったかも

ストレス度:30%

 

■社会人③
・異動してまったく新しい領域の仕事をやることになり、初めて仕事が楽しいと思えた
・これまでのような嫌々働かされている感覚はなくなり、期待されることも増え、自分で物事を前に進めていける感覚があった(いい結果にはならなかったけど
・一方、これまではなかった対人関係の悩みや仕事のプレッシャーが発生した
・仕事がつまらないことによる週5労働の苦痛から、平日休日昼夜問わず仕事の悩みがつきまとう苦痛に変化した
・また、平日仕事→休日育児という終わりのないサイクルが始まり、休日に自分ひとりの時間がないことに苦痛を感じるようになった
・自分はもっと稼げるかも、こんな仕事がしたいかも、という自己肯定感の上昇や人生の目標ができたと同時に、現実とのギャップに焦燥感を感じるようにもなった

ストレス度:70%

 

■社会人④
・離婚してひとりで育児をするようになり、家庭でもプレッシャーの多い生活になった
・楽しいはずの仕事も、成果を出せないことが怖くなり、上司にも怯えるようになった
・結局抱えきれず、休職した(この時点のストレス度:100%)
・休職中は子どもを保育園に送ったあとはカフェに行き、文章を書いたり本を読んだりコピーライティングの課題をやったりと無職を楽んだ(この時点のストレス度:0%)
・もしかしたら自分は定期的に長めの休みや何かしらの変化を挟まないとダメなのかも?と気づく

 

■社会人⑤
・環境を変えるために転職し、また週5労働の生活が始まる(←イマココ)
・仕事自体はそんなにつらくないし、これまでのようなプレッシャーもなくなったのに、やっぱり週5決まった時間に労働するというサイクルがつらいと改めて感じている

ストレス度:60%

 

■なぜ社会人はつらいのか まとめ
・やりたいことなら、社会人だろうと学生だろうと週5だろうと週7だろうと長時間だろうとつらくない
・学生だとしてもやりたくないこと、やらなければならないことを週5続けるのはつらい
・自分の場合、やりたくないことを週5繰り返す生活は2年が限界
・かつ、楽しい仕事でも変化がないと2
年くらいで飽きる
・やりたいことでも悩みがあるとそればかり考えるようになって、心が休まらない
・仕事に裁量や決定権があると途端に楽しくなる、逆にこれらがないとやらされている感があり、つまらなくなる
・学生時代は夏休み・冬休みなどのまとまった休みがあったが、社会人の連続休暇は長くてもGWやお正月の10日くらいが限度

結論:
やりたいことを仕事にし、自分で物事を前に進められる裁量権や決定権があり、発生する悩みは都度吹き飛ばし、土日は全部忘れてリフレッシュするようにし、そのうち週5サイクルが苦痛になってきたら長期休みを取るなり仕事を変えるなりして自分なりに変化を加えていけば、週5でも長く働いていけるかもしれない。

 

②そもそも”週5”仕事する必要ってあるのか?

次に疑問なのが、そもそも”週5”で仕事をする必要ってあるのかという点。

こんなに仕事が機械に置き換わっているのに、週5かつ8時間労働ってもう必要ないんじゃ…?というのがシンプルな感覚。
やりたいことがあって仕事が楽しい時期は毎日好きなだけ働けばいいし、なんだかつまらなくなってリフレッシュしたくなったら仕事をしない時期をつくって旅行にでかけたりすればいいし、もう週5かつ8時間労働に縛られることはないんじゃないかなと思います。(個人的には水曜日が国民の休日になってほしい。)

社会全体がそうなればいいですが、日本はまだまだ先の予感がするので、もしかしたら企業に雇用されるのはもうやめにして、一旦ジョブ型雇用のフリーランスになるのがいいかも…なんて考えています。それなら案件と案件の間に休暇を挟められるし、交渉によっては報酬額と仕事量を調整できますしね。

今の給料と同じだけの報酬を貰うまでには少し時間がかかるかもしれませんが、今わたしが抱えている「休みを自分で調整したい」という希望は一旦叶いそうな気がしています。

 

ちなみに。。。
もし私がフリーランスになったら、こんな働き方がいいな。

・週の3日はメインの案件に入って、生活費を稼ぐための仕事
・週の1日は稼げないけど自分が好きで今後やってみたい仕事(コピーのコンペに応募したりとか)
・残りの3日は休みか、元気な時期だったらもう1個くらい案件に入って仕事
・メインの案件が終わったら1、2ヶ月休んでリフレッシュ
・徐々に好きな仕事を増やしていく

 

20代でフリーランスになっている人や、私みたいに特化したスキルがなくても独立している人がたくさんいるはずなので、もう少し情報収集してどうするか決めたいと思います。

うん、結論やっぱり5日連続で働かなくてもいい気がする。。
そもそも、誰に言われたことでもないのに、どこかの企業に就職して週5働かなきゃいけないと思っていた自分の方がむしろ謎かもしれない。

自分でコントロールできるのは自分の私生活だけだという固定観念があったけど、働き方もコントロールできたら人生がもっと楽しく、ラクになりそう。

自分がつらくならずに、長くゆるく続けられる働き方を考えたいと思います。

 

さとり
2023/4/15 お昼どき