さとり

誰かの一歩救えますように

「買う」の、その先にあるもの

こんにちは、さとりです。

 

私たちは子どもの頃から、

「欲しい」「買いたい」という衝動と

うまく付き合いながら生きてきました。

 

そして、おとなになった今も、その欲は健在です。

 

ただ、子ども時代とおとなになった今で違うのは、

買おうと思えば買えてしまう」ということ。

 

そこで20代後半になったさとりは、

この、「買う」「所有する」という行為を、今一度考え直すことにしました。

 

 

 

■ 「買う」は「お金を払う」だけではない

何かを買うとき、多くの人は

支払うお金の金額」を意識するのは言うまでもないとして、

 

我々20代後半は

「ブランド」「質」「長く使えるか」などにもこだわり始める。

 

もろもろを検討した上で、買う。当たり前だ、おとななのだから。

でも、私は、みんな大事なことを見落としているんじゃないかという気がしている。

 

それは、買うという行為は、お金を払うだけではない ということだ。

 

 

■  見えないコストに目を向ける

 

たとえば、革靴・鞄

 

ある程度の年齢になると、質が良くてカッコイイ革靴や、

「あのブランドのあの鞄」がほしくなる。

だれしも一度は感じたことがあるのではないかと思う。

 

それを買える。買うためのお金が今ここにある。

(なんならボーナス払いなんかもできてしまう!)

 

心からほしいと思うものを手に入れることは、どんな幸せにも代えがたい。

 

私はその喜びをもちろん否定しない。

 

 

しかし、それを買った自分自身を、少しシビアに見つめてみたいと思う。

 

 

① 付随して必要なものが出てくる(維持費)

良い革靴を購入したからには、長く使いたい。それなりのお手入れが必要だ。

 

→ シューツリー、クリーナー、クリーム、ブラシ、クロス などなどの購入

 

意外と高いし、消耗品なのでなくなったら買い足す必要もある。

 

 

② お手入れ(時間)

当たり前だがお手入れグッズを買ったからにはお手入れしなくてはいけない。

 

→ 現状の生活から「靴のお手入れ」という時間を捻出する必要がある

 

捻出した上で、それを定期的に実行していかなくてはいけない。

一回やって終わりではないのだ。

しかも季節によってしなければいけないことが出てくるかもしれない。

そういった、靴に対する気配りが必要になる。

 

 

③ 保管する場所(空間)

そもそも自宅の靴箱に入るか、という問題はどうだ?

新しく買ったお手入れグッズも然り。

 

→ 今ある靴のうちどれかを処分するか、新しく靴用の棚を買う必要がある

 

ちなみに、後者は個人的には最悪の選択だと考えています。

モノが増え続け、財産を蝕む負のループに陥る。

 

 

①〜③から分かるように、長く使おうとするモノを購入するには、

こんなにもコストがかかる。

 

そして、

そのコストを受け入れるだけの余裕(キャパシティ)が、自分にあるか?

ということをよく考えなければいけない。

 

 

さらに③の「空間」のコストは、意外なところにも影響する。

 

まあ靴一足くらいならどうってことはないかもしれないが、

そんな調子でモノを買い続けると引っ越し費用がかさんだりもする

 

空間コストを圧迫するものを購入すると、身動きがとりづらくなるのだ。

したがって、収納用品をバンバン買うのも、意外と考えものだ。

 

 

■ 「家を買う」「ペットを飼う」についても考える

よくよく考えると、今ないお金で家を買う、というのもどうなんだという気がするのだが。

 

 

家の購入にも、①〜③が当てはまるのではなかろうか。

 

・家の中や外を綺麗に保つ時間的・精神的な余裕はあるか?

・十数年後のリフォームや修繕のことまで考えているか?

・広ければ広いほど手入れが大変だが、そのあたりは大丈夫か?

負の遺産になる可能性も考慮したか?

 

「買う」という「おとなな行為」のかっこよさに惑わされていないか?

自分の時間・空間のキャパシティとは向き合ったか?

自分はそれを買ったあと、大事にする、愛する余裕があるか?

 

大事にできないなら、どんなに金額が小さなモノでも買わないほうがいい。

 

 

ペットも同じだ。

 

知り合いが、同棲している彼女と明日の朝の犬の散歩のことで揉めていたことがある。

 

犬が可哀想だろ。そんなの。

 

 

■ 「買う」のその先

「買う」のその先には、「所有し続ける」が待っている。

所有し続けるということには、さらなるお金や努力が必要になってくる。

 

私たちは、そこまで考えた上で、買うかどうかを検討した方がいい。

 

ただでさえ、モノや情報に溢れた、生きづらい社会ですから。

末永く愛していけるモノたちに囲まれて生きていきましょう。

 

 

そう、思いました。

 

さとり

2022/10/04 お昼どき