おはようございます、さとりです。
最近ブログを投稿することでお金を稼ぐ人が増えています。
これまでの知見を文書化し、それをネット上で有料販売する人も増えています。
それ自体は別に悪いことではないと思うのですが、
ただ、さとりは正直、そういった人たちの一部に「気持ちわるさ」を感じます。
最近、その正体が「下心」だと判明しました。
今日はその感情について整理したいと思います。
■ 読み手は「下心」だと気づいた瞬間に醒める
良い情報とそうでない情報の判断基準は、ずばり「下心」があるかどうかだと私は考えています。
下心というのは、「ラクして稼ぎたい」「あわよくば買ってほしい」
といった、発信者の気持ちのことをいいます。
私は、それがうっすらでも透けて見えた瞬間、その記事を読むのをやめる。
正直言って、気持ちがわるいのです。
■ なんなら「稼ぎたい」を全面に出してくれ
たとえば、営業マンが家にやってきて、金融商品を売りにきたとする。
(今どきもうあんまりないのかもしれないけど。)
営業マンA「こんにちは。〇〇という者です。あの…金融って興味ありませんか?
実はこういった商品があって…お客さまにとてもおすすめなんですけど…」
非常に気持ちがわるい。
何が気持ちわるいかって、
おどおどしているのに、妙に押しが強い。
金融商品を売りつけにきたことが手にとるように分かる。
さとり「大丈夫です。ありがとうございました。」
(私の何を知って「おすすめ」なんだよ。)
営業マンB「こんにちは。〇〇という者です。今回は保険についてお話に来たのですが、お金のやりくりのことでお困りのことはございませんか?」
親身になる系。最終目標は金融商品を売りつけることだが、
人によってはかなり親身になって話をきいてくれる。
ただし忘れてはいけないのは、最終目標。金融商品を売りつけること。
最初だけいい顔するタイプも多いので見極めが難しい。
やや気持ちわるい。
さとり「ありがとうございます。いったん大丈夫です」
(やりくりの心配は正直ある。)
営業マンC「こんにちは。〇〇というものです。保険について、ご興味ありますか?」
潔い。私はこれが好きだ。私の答えは2択。
① さとり「すみません、間に合っています」
② さとり「たとえば、どういった内容ですか?」
営業マンCは、目の前の人間が客になるかどうかを、この一言で判断している。
なんて潔いのだろう。効率重視。
しかも、食いついた場合の勝率はそれなりに高いのではないだろうか?
消費者も、この一言で自分が保険に興味があるかどうか、はっきり伝えることができる。
前置きが長くなったが、つまりは
「稼ぎたいなら薄汚いやり方をしないで堂々とやれ」ということを伝えたい。
妙に同じ単語ばかりが登場する雑な文章で紹介された商品に、
しれっとアフィリエイトのリンクを貼る。
いやいや誰がクリックすんの?そんな気持ちわるいやり方。
ターゲットが情弱ならまあそれなりに稼げるかもしれないけどね。
私はその倫理観、許せないけどね。
「せっかくなら、自分から買ってくださーい!」
って言ったくれたほうが、潔くて私は好き。
そして、その人から買うことによる付加価値があればもっと好き。
■ 恋愛における「下心」と「好意」の差
この話は恋愛にも応用できる。
「下心」が気持ちわるいのは、「あわよくば…」「こうならないかな…」
という心のうちが透けて見えるから。
それが見えてしまった時点でアウトだし、
自分が欲しいものを自分で取りに行こうとしない姿勢に嫌悪感を感じる。
それとは逆に「好意」には、「あなたが好きだ」「キミとデートしたい」
という、潔さがある。これは下心ではない。
好意をハッキリ向けられることで、その後どうしたらいいかが分かる。
断るか、受け入れるか。
こちら側も清々しいのだ。
■ 「好意」と清々しさで勝負する
結局人は、単純明快が好きなのだと思う。
「買ってくれ!」
「キミが好きだ!お付き合いしてくれ!」
という真っ直ぐな気持ち。
もしくは、
「興味があるならご自由にどうぞ」
という、どっちでもいいよスタイル。
(私はどちらかというとこっちが好き)
私は営業職の経験がないので、これは1消費者としての意見だが、
「買ってください!」という堂々とまっすぐに伝える勇気や、
「買っても買わなくてもどっちでもいいですよ」という余裕は絶対に必要だと思う。
消費者は、自信のない人からは絶対に買わないから。
そう、思いました。
さとり
2022/10/05 朝方