さとり

あなたの一歩救えますように

じゃあお金さえあれば幸せなの?

こんばんは、さとりです。

昨日Twiterでとある記事を見かけました。
内容は、とあるシングルマザーの女性が、
ひとり親家庭への手厚いサポートを訴えたとかなんだとか。

具体的には、

「親の収入によって子どもが寂しい思いをしないように」
「子どもが貧困なのは親のせい」
子育て支援の所得制限は撤廃してほしい」

だとかなんだとか。

私自身も半分ひとり親の家庭で育ち、
かつ現在ひとりで子どもを育てているので
この件は注目トピックといったところなのですが、

うーん。。なんだかモヤッとしたんですよね。

これって端的に言うと、
「子どもが貧困なのは可哀想、だからお金をください。」
って話ですよね。

個人的にはこの論理、まったく賛同できなくて。

子どもの貧困が親のせいなのは間違いないし、
貧困であることで様々な障壁があるのも分かる。

でも、それって、可哀想なことなの?

お金がないことは可哀想なことなの?

「お金がない可哀想な子ども」という武器で、
何か間違った方向に行ってない?

と思いました。

 

ひとり親でも、
両親がいても、
お金があってもなくても、
幸せな子どもは幸せだし、
不幸な子どもは不幸。

親が子どもを「可哀想認定」しているだけなのではないかと。

 

考え方次第だと思うんですよね。

 

「欲しい服を買ってあげられなくてごめんね」

ではなく、

「お下がりをもらえてラッキーだね」

 

「旅行に連れていけなくてごめんね」

ではなく、

「公園の花の種類を数えに行こうよ」

 

「私立に行かせてあげられなくてごめんね」

ではなく

「公立で一番を目指してみなよ」

 

いくらでも幸せになれる。
もちろん我慢させることも出てくるかもしれない。
ちょっと難しいと思う要望もあるかもしれない。
でも、それすらも楽しんでしまう。
どうすれば楽しく解決できるか考える。

そういう前向きなマインドが親に足りていないのではないかと。

寂しい家庭にしているのは親で、
そんな家庭はお金があったって寂しいままだと思います。

親が前向きだと、子どもは絶対に、おとなになったときに感謝する。
あんなにお金がなかったのに、あんなに楽しかった、って。
うちの親はすごい、と。幸せに、立派に育ててくれたと。

 

お金の不安は確かに精神を蝕むときもあるけれど、

お金がないことが不幸なんじゃないよ。
お金がないことが子どもを寂しくさせるんじゃないよ。

と全国のひとり親に伝えたい。

 

さとり

2023/02/08